美容室ラパンアジールは2014年10月に南行徳でオープンしました。

オープン日は朝からお花がたくさん届けられ、予約も満員御礼でとても忙しくてんやわんやでしたが、今でも忘れられない幸せな1日でした。

それまで自分自身は近隣エリアで10軒の美容室を渡り歩き、様々な経験をさせてもらいました。

座席数2席の小さなお店から大型店、汚いお店から高級路線の綺麗なお店まで色々な業態の美容室で勤務してきました。

そんな経験を活かし、良いなと思った部分を融合させたのが美容室ラパンアジールです。(小さなサロンだけど)

ラパンアジールという名前がどこから来たかというと、学生時代にパリのモンマルトルに足を運んだ際、ガイドさんの観光案内で説明を受けた酒場の名前がラパンアジール。

もちろんフランス式ドライカットをウリにしている美容師なので、フランス語にもこだわりましたがなぜかその酒場のことはずっと覚えていたのです。


※お客様が描いてくれたフランスのラパンアジール

その酒場はピカソを始め、数々の芸術家が足繁く通ったとされる場所。

自分の中で美容室の在り方を考えたときに、ギャラリーを設けてアーティストたちの発信基地として活動支援をしようと思っていたので、芸術家が集まる酒場の名前は自分の活動にぴったりのネーミングで即決まりました。

 

そして何よりご来店いただく皆様に少しでも快適に過ごして頂こうと思い、広々とした店内レイアウトにしました。

内装業者さんには収益のことを考えたら、座席をもう少し増やしても良いのでは?とアドバイスをもらいましたが、自分のやりたいことと合わないので座席は3席のみです。

せっかくの美容室タイムなのに、流れ作業で慌ただしく髪をいじられるの嫌じゃないですか?

僕もそんな環境で仕事をしたくないので、完全予約制にさせていただきました。

僕も常に100点満点の仕事ができているとは思わないですが、少しでも美容室での滞在時間が楽しく快適に過ごせるよう心がけています。

そんな想いでオープンした美容室ラパンアジールですが、おかげさまでオープンして9年目に突入しました。
※2023年1月 記

これからもよろしくお願いいたします。

 

 

 

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